Hachiは京都の実店舗でもJAZZのレコードを多く取り扱っているのですが、JAZZは時代により変化する音楽であり、モダンジャズ以前のビッグバンドやスウィング・ジャズ、1950~はビ・バップ、ハードバップ、1970以降はクロス・オヴァー、フージョン、ファンク、はたまたディスコにまで行ってしまうミュージシャンも。
そして現在では、クラブ・ミュージック/ダンス・ミュージックを通過した若きジャズメン達がHIP HOPやR&B的アプローチを試みた音源までもが、BLUE NOTE RECORD等、大手ジャズ・レーベルからリリースされています。
しかしながら、古いJAZZ愛好家のおじさま達はビ・バップやハード・バップ等ある一定の時期のJAZZしか認めないという方々が多数派を占めているのは事実。
私はJAZZとは音楽的フォーマットや形態に捕われるものではなく、その演奏家がJAZZを演奏しているという意識的精神が重要なのだと思います。
故に、クロス・オーヴァーであれ、フュージョンであれ、一見今時のR&Bにしか聞こえないJAZZであれ、その音の奥底のスピリットを感じ取れればもっとJAZZに対する楽しみ方は増えるはず。
皆様もジャンルや時代にこだわることなく、良き音楽をライフ・ワークとして探し続けましょう!
1. HANK MOBLEY “SOUL STATION”
2. GEORGE BENSON “WHITE RABBIT”
3. KAMASI WASHINGTON “HEAVEN AND EARTH”