平成から令和に、そして長期のGWも終わってしまいましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?
これから待ち遠しいのは夏!
しかしながらその前には憂鬱な梅雨がやってきます。
雨の日が続くと外出するのも億劫になって家に引きこもりがちになるという方もたくさんいらっしゃると思います。
今回はそんな雨の日に聞きたいレコードを私の独断と偏見で数枚ご紹介したいと思います。
まず1枚目は SUE RANEY の ”SONGS FOR A RANEY DAY” 。
邦題はそのまんま『雨の日のジャズ』、”RANEYDAY”と”RAINY DAY”をかけてるという如何にもなタイトルですが、内容は素晴らしく雨にちなんだ楽曲をセレクト、ビリー・メイ楽団をバックにスー・レイニーがクールに歌い上げます。ジャケットも美しい人気の1枚です。
2枚目は PIERRE BAROUH の “CA VA, CA VIENT”。
フレンチ・アヴァン・ポップ名盤。
アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲『おいしい水』のカヴァーや人気曲『80 A.B.』等素晴らしい楽曲が詰まったこのアルバム。”外は雨”なんて事は忘れてこのレコードの魅力に吸い込まれてしまうでしょう。
3枚目は BRYAN FERRY の “BOYS AND GIRLS”。
元ロキシー・ミュージックのヴォーカリスト、ブライアン・フェリーの85年絶頂期のソロ作。
豪華ミュージシャンをバックに耽美に歌い上げます。
こんなアダルト・ロックを聴きながら家呑みなんてのもいいんじゃないでしょうか。
最後は LOS LOBOS の “LA PISTOLA Y EL CORAZON”。
映画『ラバンバ』の主題歌で知られたテックスメックス・ロックンロール・バンドのロス・ロボスですが、本作ではロック色は完全に封印。伝統的メキシコ音楽を追求した本格的TEX MEXの傑作アルバムです。
どこかノスタルジックで陽気で暖かみのあるこのレコードを聴いているとジメジメした湿気もどこかへ吹っ飛んじゃいます。
皆さんも自分だけの雨の日ミュージックをセレクトして梅雨空の1日、家で音楽に没頭するのもいいのでは。